たそがれる夜

ひとりごと

綿菓子

昔読んだ本を読み直してみよう

の企画を実施しようとしている、もちです。

江國香織の綿菓子。

私が最初に出会ったのはいつだろう…

よくわからないのだけど、確か中学の時だった気がする。

朝読書的な時間帯に何か読むものはないかと探していた時に「こうばしい日々」の本に出会った。

厚さがなかったから、

まぁこのくらいなら自分の好みの良し悪し問わず読めるかな、

と思って買った。

こうばしい日々、中でも綿菓子が強烈に印象に残った。

主人公はみのり。

お姉ちゃんがいて、お姉ちゃんは付き合っていた彼氏の次郎ではない、たしか島崎さん(?)と結婚した。

みのりは、そのお姉ちゃんの元彼の次郎に恋していた。

みのりの両親はドライだった。

みのりの祖父母は、たしか祖父には愛人がいて、祖母はそれを知っていて。

たしか、こういう流れから、自分は激しい恋に生きようとしていた。

みのりの友人は両親がラブラブそうに見えるけど

実は離婚しそうでたしかして、

再婚したんだっけ。

なんかよく覚えてないけど

最後のシーンが当時強烈だった。

みのりが次郎に、キスされがてらコーヒー飲まされる(あの飲ませ方、なんていうんだっけ?)

で、みのりはなんかそれでもいいかなって感じだった気がする。

強烈だったからわりと覚えてるけど

今読んだらどういう気持ちになるんだろう。

14,5才の時に読んだ私と

それから10年経った私は

何を感じ取るんだろう。

どういう読み方をするんだろうか。

とりあえず、自分が記憶してる分を書き留めておく。